田舎のじいちゃん、ばあちゃんのお家が懐かしい方へ
鞆の浦にあるような、おしゃれな古民家とかではありませんが、昭和レトロな座敷のある古民家カフェです。
また、店内には「編みぐるみ」を中心としたハンドメイドの雑貨販売コーナーも併設しています。
ハイキングの途中や、お散歩がてらに、お子様やペット連れのご家族やご友人と、ゆるっとした時間を過ごしたい方に、昭和の中古民家をDIYで改装しただけのアットホームなお店です。
普通の「おしゃれなレストラン」とは違う、「田舎の親戚のお家でくつろぐ」みたいな雰囲気をお楽しみください。
目印は家の壁の3つの風船です。
地味な農村だった蔵王町も、南蔵王の方はかなり市街化が進んでいます。
Kiyoのある蔵王山の麓の周辺も、民家が増えて、昔の山林や田畑もどんどん減ってしまいましたが、福山市街に比べれば、まだまだ静かな田舎感がたくさん残っていますので、昭和レトロのスローライフを味わいたい方にはぴったり。
蔵王山や蔵王町の史跡をご紹介する記事を書きましたが、それぞれの古い歴史を知ると、ご先祖様に手を合わせたくなってくるはずです。
「福山市蔵王町をハイキング!地元の人こそ楽しめる歴史と自然の宝庫」
Kiyoではお子様連れは大歓迎です。
鞆の浦のような観光地もいいですが、これといった風光明媚な観光スポットがなくても、小さな可愛さや美しさに気づくのが、「わびさび」に象徴されるような日本人のアート心です。
一見すると地味な街を歴史を探してハイキングすることが、きっとお子様にも豊かな感受性を育んでくれると思います。
Kiyoが目指す「子連れ可」のお店の意味と意義について、ご来店の前に、こちらのブログ記事を是非、お読みください。
おしゃれなインテリアのレストランやカフェは、かえって珍しくないし、この場所と家の外観には似合わない…
そんな理由で(いやコストの問題もありますが(笑))、自分たちの手作りで昭和レトロな畳の座敷の居間や縁側をそのまま活かしてレトロポップなインテリア装飾を行いました。
でも、お手洗いだけは、気持ちよく使っていただけるように、工務店さんに綺麗にリニューアルして頂きました。
(トイレに予算を取られてしまったとも言えますが…)
お子様のアート心が芽生える入口に編みぐるみはピッタリです!
Kiyoのメニューはシンプルです。
カフェメニューはコーヒーにホットサンド、ランチメニューは、手作りの特製ハンバーグランチ。
(ハンバーグランチは前日の11:00までにインスタグラムからご予約下さい。)
「メニューが少ない!」って…ご不満も有ろうかと思いますが、目指しているのは本格的なレストランではなく、「辻堂」のようなちょっとした寛ぎの場です。
メニューはシンプルですが、その分、心を込めておつくりします!
福山の象徴として使われている市章マークは「蝙蝠(コウモリ)」と「山」をデザインしたものです。
福山城があるところが、もとは蝙蝠山(こうもりやま)と称していたところ、「蝠」は福に通じることから「福山」と称されたそうです。
そのその蝙蝠と山をかたどったのが市章のマーク。(使用権頂いてないので掲載しませんが。)
山がどこかはわかりませんが、kIYOとしては、勝手に蔵王山と思っておきます。
このコウモリは「隠れ家」のような洞窟の巣に住んでるイメージですよね。
蔵王山にコウモリが住んでる場所があるのかはわかりませんし、kIYOにコウモリは住んでいませんが、
地元の皆様の「隠れ家」として、コウモリが巣に帰るようにリピートして頂けると嬉しいです。
(ずっと以前は納屋の天井にツバメの巣がありましたが。)
ところで、このコウモリが縁で、福山市はバットマンのゴッサムシティと友好都市の関係になってるんですよね。
蔵王町周辺はゴッサムシティと違って、のんびりとした雰囲気ですが、こういう場所も戦いにつかれたヒーローの隠れ家にはいいかもです。
バットマンシリーズ史上初&世界初!「THE BATMAN-ザ・バットマン-」と福山市のコラボが実現!2022.3.14
そこで、ゆる~い空想の隠れ家の小話を作ってみました。
Kiyoでバラの花を栽培するのはちょっとハードルが高いので、バラのアート額を飾ろうと思います。
こちらはご親族が福山出身という「Kazue Masaki」様のPop Art Decoシリーズの作品。
このバラの作品は非売品ですが、バラ以外のオールド欧州ラベルを使った立体額を販売させてただいています。
実物を見ないと立体感がわかりづらいので、是非、Kiyoで実物を見ていただいて、お好みの作品を販売サイトで選んでみて下さい。
「キラリと輝く3D立体アート額」のポップアートデコは、「かわいい」とか「おしゃれ」というご感想を頂きますが
それが…実は洋酒等の古いラベルを使った「ポップアート」という面白さが、この作品の大きな魅力です
そして、ポップアートと言えば、アンディウォーホルが有名ですが、実は、ウォーホルとコウモリも無縁ではありません。
福山、コウモリ、バラ、お地蔵さま、そして、ポップアート…いろんなものがこの隠れ家・古民家カフェで密かに交わっています。
Kiyoのお店は昭和の1960年代に建てられた普通の田舎の古民家です。
そしてポップアートも同じ時代に欧米で巻き起こった新しいアートのムーブメント。
福山の蔵王という片田舎で欧米のポップアートのブームを取り入れた室内装飾はまだまだ見かけませんでしたが…
せっかく今の時代に昭和レトロな古民家カフェをやるのだから、和と欧米の文化をクロスオーバーさせてみるのも面白そう。
そこで、たまたまご縁のあった方の作品が、まさに「和と欧州の技法」を融合させたポップアート作品、ということで飾らせて頂きました。
Kiyo Craftの「編みぐるみ」も日本発の世界の「AMIGURUMI」として普及し、今やアート技法のひとつにもなっています。
昭和レトロな古民家の一角で、日本と世界のアートが交差する作品をさりげなく楽しめる、そんな空間をお楽しみください。
なお、店内にはこの作品以外にも店主やご家族が集めてきたアート額やクラフトをいろんな場所に飾っています。
お子様と一緒にご家族でアートにも親しんでいただければと思います。
ポップアート等の現代アートにはあまり詳しくないという方には、提携サイトの「aRTSTYLIC」さんのサイトをどうぞ。